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about Tassel タッセルとは

タッセルとは

一言でいうと「房飾り」ですが、遥かなる歴史といわれ“願い”が含まれた装飾品です。
Passementerie(パスマントリー)の一種となります。

パスマントリーとは金や銀コード、刺繍、色の絹、ビーズを使い精巧なトリミングや縁取りを作る技術です。
タッセル・フリンジ・ブレード・ポンポン・ロゼットなどがこれにあたります。

タッセルの歴史

タッセルの歴史はとても奥深く全世界から発展しいろんな説がありますが、
最古の記録としては紀元前1900年頃、エジプトの王家に贈り物を捧げる房ひもで覆われたフェニキアの王子の描画といわれています。
その後、アッシリア美術では胸や馬のサドルパッドにタッセルを飾る石灰岩の色鮮やかな壁画、ビザンチン様式では宗教儀式の正装として、シルクや象牙の彫刻と共にタッセルを使用する豪華な装飾がみられるようになり、ルネッサンス期では“房作り”の技術が発展しました。
マリー・アントワネットが “タッセルはケーキと同じくらい重要”といういわれがあるのも有名です。自身のガウンとプチトリアノン宮殿内は、フランス最高のタッセル職人の作品を芸術として装飾しました。
タッセルは審美眼、そして“華麗さを世に顕示する優美な芸術品”として扱われ今日に至ります。

 

タッセルの魅力

ほとんどのタッセルは、難しい道具を使わずに極端に言えばハサミさえあればできる工芸品です。

「切る・巻く・貼る」この作業だけで「縫う」ことが苦手な方でも気負わずに始められます。

同じ作り方のタッセルでも、各々の糸の色合わせで違った表現ができるのも魅力の1つです。

タッセルの楽しみ方

カーテンタッセルの他、テーブルランナーやクッションなどの装飾にも使え、インテリアのワンポイントとして楽しめます。カルトナージュをされている方は装飾バリエーションが増えます。

また、小さなタッセルはバッグにつけたり携帯のストラップとしてお使いいただいたり、アクセサリーにも応用できます。

 

 

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